基本方針
長期化する新型コロナウイルスの影響により、住民を取り巻く環境は著しく変化し、生活様式も大きく変わりました。そのため、これまで本会が積極的に取り組んできた「支え合いの心を育み、誰もが地域でつながるまち」のための活動も制限を余儀なくされ、社会全般に孤立や不安、巣ごもりフレイルなどの様々な課題が顕在化しています。
このような中、本会は新しい生活様式を意識しながら、多様な人々の交流や参加を図る「地域づくり」及び誰もが気軽に利用できる「総合的な相談支援」、様々な関係者や組織・団体と協働する「連携・協働の場」機能を生かして各種福祉サービスを提供し、地域共生社会の実現に向けた取り組みを進めてまいります。
また、本会が管理運営する各施設等においては、高齢者や障害者など、日常生活上の支援を必要とする人が多数利用していることから、自然災害、感染症の蔓延といった不測の事態が発生した場合でも、最低限の福祉サービスが提供できるよう事業継続計画(BCP)の策定が求められています。他にも施設利用者の安全の確保や災害ボランティアセンターの開設、市との協定に基づく福祉避難所の開設運営協力など、緊急時に求められる役割は大きなものとなっていることから、災害の規模に関わらずBCPを適切に実行できるよう、平時からの訓練や職員の意識の醸成を含め、常に見直しを図りながら安心・安全かつ継続的なサービスの提供に努めてまいります。
重点項目
- 令和5年度は、第2期発展・強化計画及び第4期朝霞市地域福祉活動計画に基づき、社協組織全体で以下の取り組みを重点項目として位置づけ、取り組んでまいります。
1.社協発展・強化計画に基づく組織体制の基盤強化
(1)組織体制の強化
◇専門家による財務会計に関する事務処理体制の強化
◇運営体制の強化
◇事務事業の強化
◇PR力の強化
(2)人材育成の取り組み
◇人材育成指針の策定
◇キャリアデザインの体系化
◇職員研修制度の充実
(3)財政基盤の強化
◇経費の有効活用
◇財源の確保
2.第4期朝霞市地域福祉活動計画に基づく重点事業
【基本目標①】市民の暮らしを支える仕組みづくり
◇地域共生社会の実現に向けた仕組みづくり
◇相談支援体制の充実
◇保健医療・社会福祉サービスの充実
◇権利擁護の推進
◇生活困窮者等への支援の充実
◇地域住民の交流の促進
【基本目標②】思いやりと支え合いの心づくり
◇地域福祉に関する理解と参加の促進
◇支え合い・助け合いの気持ちの醸成
◇地域での見守りの充実
◇情報共有・発信の充実
◇地域福祉を支える団体の活性化・人材の育成
【基本目標③】安心で暮らしやすい地域づくり
◇施設等の整備・充実
◇防災対策の充実
◇防犯対策の充実
◇外出・移動の支援
◇住まいの確保等への支援
お問い合わせ
総務係
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FAX:048(486)2480